精神科、統合失調症、メンタルヘルス、うつ病、心療内科
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サインバルタ(デュロキセチン)の効果

目次

1:サインバルタ(デュロキセチン)を使う病気

2:サインバルタ(デュロキセチン)のメカニズム

3:サインバルタ(デュロキセチン)の特徴

 

1:サインバルタ(デュロキセチン)を使う病気

うつ病に使用されます。脳内のノルアドレナリンセロトニンを増やすことで、不安を減らす、意欲を上げる効果を発揮させます。

また、心因性疼痛、神経障害性疼痛にも効果があります。心因性疼痛とは、原因となる病気がないのに痛みがあり、痛みの原因が心理的なものと考えられる痛みのことをさします。

神経障害性疼痛では、痛みを伝える神経が変性したり、ダメージを受けることで、痛み刺激がないのに、痛みがあるかのように神経が痛みを伝えてしまいます。例としては、糖尿病の方、肋間神経痛、ヘルニアの方などは神経が障害されて、四肢が痛くなったりしびれたり、胸が痛くなったりします。サインバルタはこういった神経障害性疼痛にも効果があるのです。

2:サインバルタ(デュロキセチン)のメカニズム

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専門薬学より引用

神経どうしはセロトニンノルアドレナリンドパミンなどの神経伝達物質を介して電気信号を伝えています。うつ病の方は脳内のノルアドレナリンセロトニンが少ないことが分かっています。ノルアドレナリンセロトニンが少ないため、意欲が低下したり、不安が出てきたり、うつ症状が出現してきます。

サインバルタは、ノルアドレナリンセロトニンなどの神経伝達物質を増やすことでうつ症状の改善を図る薬になります。

 

  

 

3:サインバルタ(デュロキセチン)の特徴

サインバルタは2010年に発売されました。セロトニンの他にもノルアドレナリン神経伝達物質を増やします。SNRI(セロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬)という種類に分類されます。セロトニンは不安や抑うつに効果があります。一方、ノルアドレナリンは意欲低下に効果があります。SSRIと比べてノルアドレナリンを増やす効果を併せ持っていますので、意欲低下が症状の主体であるうつ病に効果があるのではないかと期待されています。 

効果発現は早い方で1週間程度で効果を実感してくる人がいます。成人では朝1回20mgから開始して1週間ごとに20mgずつ増量可能です。40mgが維持量ですが効果がイマイチであれば最大60mgまで増量可能です。

20mgカプセルで1カプセル170円程度です。30カプセルで240円程度になっています。